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礼。

2010年09月24日 15:41

家族が亡くなったとき、葬儀が終わるまで 
家族がずっと側にいて 離れないなんて 知らなかった。

身近な人が 亡くなった経験がないので 知らない事ばかり。
でも このとき、悟ってしまった。
私は 死が怖い。
いや 魂の入っていない 亡骸が怖い。

数ヶ月前、家の横で 鳥のひなが 落っこちて亡くなっていた。
それを 見るのが 怖くて 怖くて かわいそうだけれど
数日間、放置してしまった事がある。

そんな小さな亡骸も 怖い。
だから 人間の亡骸の側にいるなんて 想像を絶した。
いくら 祖母でも。

だから 他の人たちが 平気で 触っていたり 寄り添って寝ていたり
するのを見て 自分の感覚が おかしいのか。 とも 思ったりした。
私は 薄情すぎるのか。

小学3年生のとき、友人の父が亡くなった。
その時の葬儀に出席した後、怖くて 怖くて 何週間も 眠れなかった。
あの時と同じ感覚。

姫の仕事も忙しく、明日のフライトで帰国する。
だから 今晩のお通夜にも 明日の葬儀にも出席できない。

姫の祖母宅へ戻る前に もう一度 祖母に 手を合わせる。
やっぱり 心の中では 同じ感謝の言葉だけ。
悲しい思いも たくさんしたけれど 
でも 祖母が育ててくれなければ 私は ここにはいなかった。

おつかれさまでした。
ありがとう。
ありがとう。

朝から 雨が降っていた この日、帰りの新幹線でも 
きっと 富士山は 拝めないだろうと 思っていた。  
案の定、行く先は 雲が厚く見える。
sep24-10.jpeg
でも ちょうど 横を 通りかかったとき、
そこだけ 雲が晴れ ぽっかりと 富士山が 姿を現した。
新幹線から 富士山を 拝めたのは 何年ぶりだろう。
まるで 祖母が そこにいて さようならを言っているかのようだった。
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